ヒンディー語について その4
May 09,2022
よく、数字のゼロはインドで発見されたといわれたり、”インド式計算法”なる、計算が効率よく行える手法などがあったり、インドは数学の歴史に大きな影響を与えていると感じます。今回はそんなインドにおける数字をヒンディー語で見ていきたいとおもいます。
日本語では 0(れい)、1(いち)~10(じゅう)、100(ひゃく)、1000(せん)…の読み方を覚えて、それらを組み合わせればすべての数をあらわせます(例: 32 = さん じゅう に)。しかしヒンディー語の数字は実はかなり大変で、日本語では 1(いち)~10(じゅう)であるところ、こちらは 1~100までがすべて独立に名付けられています。若干、十進法の “かげ”も見えますが、やはり結局はすべて別々に覚えなければなりません。
まずは 0 ~ 10 を見てみましょう。
0 : शून्य (シューニャ)
11 ~ 20:
0 ~ 10がすべてことなるのは日本語も同じですが、11以降も不規則に変化しているのが見てとれるとおもいます。
21 ~ 30:
ここまでくると何となくお気づきのかたもいるかもしれませんが、ヒントとしては、おおまかに (1桁目) + (2桁目) の読み方をかもしだしています。例えば
24 : चौबीस (チョウビース) = चौ (チョウ) + बीस (ビース)
4は चार (チャール)で、चौ (チョウ)ではありませんが、च (チャ)の文字は共通しています。बीस (ビース)の部分は(この数字においては、幸いにも) 20 と一致していますね、
また 1の位が “9”の場合は उन(ウン)につづき、つぎの数を模した語がつづくことが多いです。
さすがに 100まですべてを紹介すると分量もとても多くなってしまい、本稿では割愛いたしますが、ほかのウェブサイトや YouTubeでも紹介動画がありますので興味のある方はぜひ検索してみてください。
今回はこのあたりにしまして、次回は 百、千、万、億、兆… のインド版についてお話したいとおもいます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました、बहुत-बहुत धन्यवाद (ボフトゥボフトゥダンニャヴァードゥ)!
日本語では 0(れい)、1(いち)~10(じゅう)、100(ひゃく)、1000(せん)…の読み方を覚えて、それらを組み合わせればすべての数をあらわせます(例: 32 = さん じゅう に)。しかしヒンディー語の数字は実はかなり大変で、日本語では 1(いち)~10(じゅう)であるところ、こちらは 1~100までがすべて独立に名付けられています。若干、十進法の “かげ”も見えますが、やはり結局はすべて別々に覚えなければなりません。
まずは 0 ~ 10 を見てみましょう。
0 : शून्य (シューニャ)
数字 | ヒンディー語読み | 数字 | ヒンディー語読み |
1 | एक (エク) | 6 | छह (チェ) |
2 | दो (ド) | 7 | सात (サートゥ) |
3 | तीन (ティーン) | 8 | आठ (アートゥ) |
4 | चार (チャール) | 9 | नौ (ノウ) |
5 | पांच (パーンチ) | 10 | दस (ダス) |
11 ~ 20:
数字 | ヒンディー語読み | 数字 | ヒンディー語読み |
11 | ग्यारह (ギャーラー) | 16 | सोलह (ソラー) |
12 | बारह (バーラー) | 17 | सत्रह (サトゥラー) |
13 | तेरह (テーラー) | 18 | अठारह (アターラー) |
14 | चौदह (チョウダー) | 19 | उन्नीस (ウンニース) |
15 | पंद्रह (パンドゥラー) | 20 | बीस (ビース) |
0 ~ 10がすべてことなるのは日本語も同じですが、11以降も不規則に変化しているのが見てとれるとおもいます。
21 ~ 30:
数字 | ヒンディー語読み | 数字 | ヒンディー語読み |
21 | इक्कीस (イッキース) | 26 | छब्बीस (チャッビース) |
22 | बाईस (バイース) | 27 | सत्ताईस (サッターイース) |
23 | तेईस (テイース) | 28 | अट्ठाइस (アッターイス) |
24 | चौबीस (チョウビース) | 29 | उनतीस (ウンティース) |
25 | पच्चीस (パッチース) | 30 | तीस (ティース) |
ここまでくると何となくお気づきのかたもいるかもしれませんが、ヒントとしては、おおまかに (1桁目) + (2桁目) の読み方をかもしだしています。例えば
24 : चौबीस (チョウビース) = चौ (チョウ) + बीस (ビース)
4は चार (チャール)で、चौ (チョウ)ではありませんが、च (チャ)の文字は共通しています。बीस (ビース)の部分は(この数字においては、幸いにも) 20 と一致していますね、
また 1の位が “9”の場合は उन(ウン)につづき、つぎの数を模した語がつづくことが多いです。
さすがに 100まですべてを紹介すると分量もとても多くなってしまい、本稿では割愛いたしますが、ほかのウェブサイトや YouTubeでも紹介動画がありますので興味のある方はぜひ検索してみてください。
今回はこのあたりにしまして、次回は 百、千、万、億、兆… のインド版についてお話したいとおもいます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました、बहुत-बहुत धन्यवाद (ボフトゥボフトゥダンニャヴァードゥ)!