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2023年9か月間の医療品輸出は8.2%増の200億ドルを突破

March 04,2024
2023年4月から12月にかけて医療品輸出額は、前年度の同時期188億5000万ドルから8.2%増の、204億ドルに達しました。

インド医薬品輸出促進協議会(Phamexcil)のR. Uday Bhaskar事務局長は、「今年度1~9月における輸出の伸びはアメリカの輸出が11.5%と2桁の伸びを示し、NAFTA(アメリカ、カナダ、メキシコ)向け輸出全体を10.4%にまで押し上げました」と述べました。

製剤の輸出シェアは約73%と最も高くなっています。

「西アジアと北アフリカ(WANA)地域が好調な牽引力を見せる中、イギリスへ向けた輸出もまた20.5%増加しています」とBhaskar氏は説明します。

ロシアへの輸出減少

しかし、ロシアへの輸出は前年度の7位から10位へと着実に減少していることから懸念が残ります。「政府とインド医薬品輸出促進協議会は現在、ロシアへの輸出を増やすための多くの対策に取り組んでいます」と当局は述べました。

以前の予想では、通年(24年度)の輸出額は270億ドルになるといわれていましたが、特に10月以降からの輸出ペースの増加により、総輸出額は280億ドル台に到達するだろうと予想されています。23年度では、医薬品の輸出額は253億ドルでした。NAFTA(アメリカ、カナダ、メキシコ)とヨーロッパ、アフリカは医薬品輸出の3大地域であり、合わせると医薬品輸出総額の約69%を占めています。