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インドの医薬品輸出、今年度の 4-10月期に145億7千万ドルに増加

December 15,2022
インドからの医薬品輸出は、10月にマイナスに転じたものの、4-10月期に4.22%の伸びを記録し、1457千万ドルに達しました。

商務省傘下のインド医薬品輸出振興会(Pharmexcil)事務局長のUdaya Bhaskar氏は、昨年度の2462千万ドルに対し、今年度は270億ドル程度で終了する見込みであると述べました。また、「7月は -0.32%、10月は -5.45%の落ち込みがありましたが、9月は8.47%のプラス成長でした。今後数ヶ月でこの数字は回復し、会計年度末には270億ドルに達するかもしれないと楽観視しています。」とも述べています。昨年度の同期間、輸出は1398千万ドルでした。米国、カナダ、メキシコ(NAFTA加盟国)、ヨーロッパ、アフリカが輸出総額の67.5%(約50億ドル)を占めています。

「ワクチンのカテゴリーにおける私たちの輸出は非常に悪い状態です。このことと、さらにロシアとウクライナの戦争があったにもかかわらず、我々の輸出はプラスに向かっています。」とBhaskar氏は付け加えました。同氏は、ロシア・ウクライナ戦争による制裁措置に加えて、いくつかの主要国の通貨に対するドル高も、10月の輸出減少の原因になっていると述べました。「例えば、ナイジェリアはインドの輸出先トップ5に入る市場ですが、ナイジェリア・ナイラが米ドルに対して継続的に下落しているため、同国では輸入を控えざるを得なくなっています。」と説明しています。