インドの気候

October 29,2021
みなさんはインドの気候についてどのようなイメージがありますでしょうか?
赤道にもわりと近く、なかなか気温が高いという印象のかたもいらっしゃるのではないでしょうか。実際、2016年5月19日、西部ラジャスタン州ファロディで最高気温 51℃を記録したことがあるようです。

しかし、インドは広大な国土を持つため、実際は気候は地域により大きく異なります。
南インドは年中暑い(低くて 20℃、普段は 30℃台)一方で、北インドは、特に山岳地帯には冬季には雪も降ります。

ここで、”冬季”ということばを用いましたが、インドのかたに聞きますと、インドには “四季”はなく “三季”のみがあるようで、夏、冬、そして雨季、とのことです。

雨季には大きな洪水が発生するほどの豪雨がある地域も多いそうです。実際、わたしたちで輸入した製品が水浸しになっていたという事件もありました…
製品が水浸しなのは困りましたが、しかし一方で、豪雨の大変な中、わたしたちに貨物を出荷してくれたことにはとても感謝しています。

日本に比べて過酷な環境な部分もありますが、しかしもちろん、ひとがまったく住めないほどの環境ということはなく、また、アッサム州(熱帯雨林)、ダージリン(ダージリン・ティーの産地)、
ウダカマンダラム(年間を通して冷涼な気候)など、緑豊かな地域も多くあります。

インドに行かれる際は、事前に訪れる地の気候や環境などの特徴を十分に把握しておきましょう!