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BASFがインドマンガロールにてバイオベースポリオールの生産施設を開始

April 10,2023
BASFは自社で初のバイオベースポリオール製品の生産をマンガロールにて開始しました。新エネルギー自動車(NEVs)や風力発電、床材、工業用保護塗装などの用途で、環境にやさしい製品の需要が急速に高まっている中、これに対応するためです。

BASFのマンガロール工場の既存設備を活用したバイオベースポリオール製品生産施設は、包括的な計画と建設を経て現在稼働中です。

BASFではそのグローバルなノウハウと能力を活用し、最も効果的に市場に参入します。アジア太平洋地域ではNEVとコーティングの分野で、世界で最も急速に成長している市場です。同社の新施設は原材料の供給に近いマンガロールに戦略的に配置されています。

「この計画で輸送時間を大幅に削ることができ、『最高品質』の製品とサービスをアジア諸国のお客様に効率的に届けるという私たちの目標を達成することができるようになります。」とBASFの樹脂・添加剤グローバルビジネスユニットのシニアバイスプレジデントであるクラウス・ダルナー博士は話します。

また、BASFのグローバルビジネスユニット樹脂・添加剤事業担当副社長のアルバ・メハ・スビラナス博士は次のように述べています。「私たちはビジネスの成功のために、常に技術や業務の改善に努めています。この計画はマンガロールの施設を改造することで当社が前進し続けことのできる能力を示しているのです。」

再生可能な原料から作られた当製品は揮発性有機化合物を全く含んでいません。この新製品は様々な産業で持続可能なコーティング剤や接着剤の製造に使用され、お客様の二酸化炭素排出量の削減と資源の保護を可能にします。

マンガロールのBASF施設は1996年から稼働しています。200ヘクタール以上の敷地に広がるこの工場は、BASFの南アジア最大の生産施設で、製紙、農業、自動車向けのポリマーディスパージョン、ファインケミカル触媒、コーティング剤を生産しています。