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Mane Kancor 社、アンガマリーとビャッジに新施設を開設

January 31,2023
フランスの香料会社Maneが所有するMane Kancor Ingredients社はケララ州アンガマリーとカルナータカ州ビャッジにすでにある製造拠点に2つの新施設が完成したと発表しました。 Mane Koncor社はケララ州を拠点とする食品素材専門会社です。

アンガマリーに新設された天然色素の分離工場には、操作精度を高める分散制御システム(DCS)、省エネ機器、溶剤回収システムの強化が施されていると同社は説明します。この新工場の稼働により生産能力は4倍になりました。

アンガマリー工場の落成式ではManeグループ社長のJean Mane氏が新しい管理棟の礎石を据え、まるごとのスパイスやスパイスパウダー、スパイスブレンドを販売する自動販売機を正式に稼働させました。

ビャッジではMane氏が天然系抗酸化剤の分離・濃縮工場と新しい管理事務所の落成式を執り行いました。また、ビャッジの新拠点には、新たに超臨界流体抽出工場を迎え入れました。この工場では食品製造用の炭酸ガスを使用してスパイス、ハーブ、花を抽出します。

両社の落成式には、Mane Kancor社最高経営責任者のGreemon Korahh氏、インドスリランカ担当最高財務責任者のVivek Jain氏、人事担当取締役のSantana Banduri氏、作戦本部副社長のMathew Varghese氏も出席しました。

202212月、親会社であるMane社は、グジャラート州ダヘジに2000万ユーロの投資金をかけてインド最大の製造工場を開所しました。Mane社にとっては、ハイダラバードに続くインドで2番目の生産拠点となります。ダヘジ工場の年間生産能力はフレーバー製品で2000トン、香料製品で3000トンとなっています。Mane社はまた、ハイダラバードに300万ユーロのFlavor Innovation CenterFIC)を開設しました。ハイダラバードの拠点は年間2000トンの生産能力を有しています。将来の需要に対応するため、同拠点にもう一つの施設を建設し、能力を5倍に向上させることを検討しているとのことです。