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Neogen Ionics社と日本の森田化学工業、インドでのリチウムイオン電池電解液製造合弁会社を最終決定

December 16,2025
Neogen Chemicals社の電池材料部門であるNeogen Ionics社と森田化学工業の子会社であるMorita Investment社は、合弁会社Neogen Morita New Materials社を設立する契約を締結しました。新会社の株式は森田社が2,000万ドルの投資金額に対して20%を保有する一方で、Neogen Ionics社は80%を保有します。この動きは、2025年8月31日に締結された合意に基づくものです。

合弁会社は、リチウムイオン電池(LiB)電解液に使用される固体LiPF6塩およびその他の関連材料の生産、開発、販売を行う予定です。また、インドにて森田化学工業の技術を活用しながら操業し、FEOC非準拠電解質塩メーカーとして活動します。本合弁会社はアートマニルバー・バーラト構想に基づく国内生産を支え、リチウムイオン電池材料の輸入依存度を低減します。

また、同会社はパートナー双方の製造技術と専門知識を戦略的に統合し、相乗効果を活用して急拡大するリチウムイオン電池(LiB)市場を切り開くことを目的としています。

Neogen Chemicals社の代表取締役であるDr. Harin Kanani氏は次のように述べています。「この注目すべき合弁会社は、Neogen Chemicalsにとって、またインドのエネルギー転換を加速させる当社の役割にとって重要な一歩となります。当社の強固な製造能力と森田グループの30年近くにわたる実績を持つ世界的に実証済みのLiPF6技術を統合することで、リチウムイオン電池市場の急成長を戦略的に活用する体制が整いました。NMLにおける当社の過半数出資は、電解質塩分野における主導的地位確立へのコミットメントを強調するものです。この協定は画期的なものであり、効率性の向上、コスト競争力の強化、そして国際市場へのさらなる進出を約束します。」