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Sudeep Pharma社がクリーンエナジー貯蔵用途向けにリン酸鉄生産子会社を設立

October 21,2024
グジャラート州を拠点としたミネラル基盤のサプリメントや栄養強化食品のメーカーであるSudeep Pharma社は、子会社Sudeep Advanced Materials社(SAM)の立ち上げにより、クリーンエネルギー貯蔵分野への多角化を発表しました。この自己資金による計画は、電気自動車エネルギー貯蔵用途に向けたリン酸鉄の生産に重点を置き、当社の医薬品や食品原料の分野で培ったグリーン化学における30年以上の専門知識を活用し行われます。

Sudeep Pharma社は2015年にリン酸鉄の生産を開始し、食品用リン酸鉄において15,000-tpaの生産能力を持つ世界的大手企業として知られるようになりました。同社は水の消費とガス排出量を大幅に削減するグリーンプロセスを発展させてきました。この技術はEV蓄電池用のグリーンリン酸鉄を製造するために使われます。

当社は、将来の商業生産に向けた基礎固めとして、商品のスペックと性能を潜在的な顧客と検証するための顧客認定工場 (COP)を設立しました。30エーカーの商品化ハブで、100,000-tpaのリン酸鉄とマンガン誘導体を含む正極活物質前駆体を生産するよう設計されており、2026年度までには第一段階の生産が開始される予定です。SAM社はSudeep Pharma社の築き上げた、リン酸を含む原料調達能力によって支えられています。またこのリン酸は、同社が30年以上にわたって調達し続けていることから、SAM社への製造工程における安定供給を確保しています。

セールス&マーケティング担当副社長のJulian Dunn氏は「SAMの立ち上げは、リン酸塩製造における強固な基盤の上に、世界的な電池市場への戦略的な移行を意味します。」と発言しました。

また、Shanil Bhayani取締役は次のように述べています。「持続可能性と社会的インパクトへのコミットメントは、栄養・食品分野における当社の活動の礎となってきました。SAM社とともに、バッテリー技術の革新的で持続可能なソリューションを推進することを目指します。」