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Neogen Chemicals社がバッテリーケミカルズ・グリーンフィールド計画の融資手続きを完了

September 23,2024
Neogen Chemicals社の完全子会社であるNeogen Iones社とインドステイト銀行(State Bank of India、SBI)は、2024年7月20日に89億4000万ルピーの融資を実行するための書類手続きを完了しました。これはNeogen社がグジャラート州ダヘジPCPIR、Pakhajanで進めているバッテリーケミカルズ・グリーンフィールド計画への投資のための手続きです。

Neogen 社は現在、インド初の商業規模の電解液製造施設のひとつを運営しており、その生産能力は20億トン/年 で、インドの現在の試験的なセル製造ラインだけでなく、今後予定されている3GWh までのギガファクトリーにも対応することができます。SBIのプロジェクト・ローンを利用して設立されるグリーンフィールド・サイトでは、さらに300億トン/年の生産能力が追加されます。このことにより、インドでは最大30GWhのセル生産が可能になる、とNeogen社はソーシャルメディアへの投稿で伝えました。

プロジェクトの第一段階では、Neogen社は300億トン/年の電解液と40憶トン/年の電解質塩および添加剤を製造します。電解液工場はMUIS(三菱化学社とUBE社のJV)からの製造技術ライセンスを利用して設立され、電解質塩はNeogen社内で開発された固有技術に基づいて製造される予定です。

工場の稼動は2025年下半期を予定しています。Neogen社は、これらの電解液がインドのリチウムイオン電池メーカーからの需要増加に応え、電解質塩と添加剤に対する国際的なOEM需要の急速な拡大に対応することを期待しています。