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インドのアルミニウム消費は2024年度に9%成長: ICRA

October 11,2023
インドの一次アルミニウム産業における最近の記事で、ICRAは政府がインフラ整備を推進していることから、国内アルミニウム需要の伸びは今後2会計年度で約9%と健全な状態を維持すると予測しました。国内需要の上昇は世界のアルミニウム需要の伸び率を大幅に追い抜くでしょう。ICRAは国内アルミニウム産業の安定的な見通しを予測しています。

【エネルギー部門からの需要】

国内市場では、アルミニウムの大部分が送配電(T&D)部門に消費されています。ICRAは、中央電力庁(CEA)が今年度中に16,600回路キロメートル(ekm)の容量拡大を計画しており、これは2023年度比で13%以上の増加であると指摘しています。

さらに、政府の目指している2032年までに500GWの再生エネルギー容量を到達する目標は今後10年間で送電線の大幅な容量増設を伴うものであり、これは当面の国内アルミ需要にとって好都合となるでしょう。

さらに、太陽光発電の屋上設置市場の改善や、今後34会計年度にインドで見込まれる太陽電池モジュール製造の大幅な能力増強も、再生可能エネルギー移行推進の一環として、国内のアルミ需要を押し上げることが予想されています。