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インドが世界第2位の農薬輸出国に

August 23,2023
世界貿易機関(WTO)が発表した最新データによると、インドは世界第2位の農薬輸出国となったことがわかりました。10年前は6位でした。

インド農作物保護連盟(CCFI)によると、この素晴らしい業績は、主に、国内および世界市場において競争力のある価格で特許取得後の製品を迅速に導入するインド産業の革新的な技術力によるものです。

インドの実力を示す良い例として年間1,300億ルピーを売り上げる世界で爆発的に売れた殺虫剤があります。昨年まで、インドはこの殺虫剤を輸入していましたが、それ以降多くのインド企業が自社製造した同製品を市場に出品するようになりました。これにより、インドへの輸入が減少し、インドが輸出国になることが期待されます。インドの農薬産業は毎年貿易黒字を出し続けています。事実、貿易黒字は2017-18年度の803億ルピーから昨年度の28908千ルピーまで増加しました。世界規模では、農薬市場は780億ドルと推定され、そのうちの75%は特許取得後の製品で、インドが世界的な調達拠点として急浮上しています。インド製農薬の最大の買い手はアメリカであり、ブラジルや日本がそれに続いています。CCFIは「このことは、世界140以上の国で使われているインド製の農薬がいかに高品質であるかを証明しています」と説明します。